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クイーンズの住人たちは、クイーンズ区民やニューヨーク市民といった形ではなく、居住する地区への帰属意識が強い。そのため郵便には、区や市ではなく、郵便番号、州の名前と共に、地区名が記載される。 区はそれぞれ独自の地区の寄せ集めであり、全ての地区に独自性が存在している。
■ハーワード地区・ミドル・ビレッジ地区
イタリア系が、ロックウェイ・ビーチ地区にはアイルランド系の住民が多い。
■北西部アストリア地区
は、ギリシア国外で最もギリシア系人口の多い場所の1つである。またアストリア地区には、マンハッタン区から多くの若手ビジネスマンが移って来ている。
■マスペス地区
ポーランド系の人々など欧州からの移住が多く、またヒスパニック系の居住者も多い。
■ロング・アイランド・シティ地区
商業中心地区であり、クイーンズブリッジ団地がある場所でもある。
■ジャクソン・ハイツ地区、エルムハースト地区、コロナ地区
巨大なヒスパニック系やアジア系集住地区となっている。
■南部リッチモンド・ヒル地区
インドを除くと、世界最大のシク教徒居住地区である。
■中部フォレスト・ヒル地区、キュー・ガーデン地区
イスラエル、イラン、旧ソ連からのユダヤ系移民が、ジャマイカ地区には、アフリカ系アメリカ人やカリブ系移民が、それぞれ多数居住している。
■東部/南東部セントオールバンズ地区、カンブリア・ハイツ地区、クイーンズ・ビレッジ地区、スプリングフィールド・ビレッジ地区、ローズデール地区
中流階級のアフリカ系アメリカ人、フィリピン系、ヒスパニック系、カリブ系の住民が住んでいる。
クイーンズには、経済的に恵まれない地区も存在する。例えば、ラッパーの50セントの故郷として知られているサウス・ジャマイカ地区などである。オゾン・パーク地区、ベイサイド地区、マスペス地区、キー・ガーデン地区、ウッドサイド地区などは、多種多様な人種・民族が入り混じった地域を形作っている。このような地区が、アメリカで最も多様な郡を構成しているのである。 |