
現地で働きながら英語を学べるのが魅力のワーキングホリデー。仕事のみならず、学校に行く事もでき、観光も思いっきり楽しめる特殊な留学です。アメリカ留学の後に、さらなるレベルアップを目指してワーキングホリデーを考えてる方やいつかは行ってみたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、カナダでのワーキングホリデー経験がある弊社スタッフが、自身の経験談をもとにカナダでワーキングホリデーをする上でのポイントを紹介します。
Contents
ポイント1 行きたい都市についてリサーチ!


出発前に行きたい都市のリサーチをすることはかなり重要です。カナダは世界で2番目に大きな国です。自然豊かな場所でのゆったりとした生活、スキーリゾートのロッキー山脈付近やオーロラで有名なイエローナイフ(北側)など、地域によって体験できることはさまざまです。その都市でどういったことが経験できるのが、自分のやりたいことができるかなど、現地での充実した生活を送るためにも事前にその都市の情報などをゲットしておきましょう!また、中には、できるだけ日本人が少ないエリアに行きたい、のんびりできる田舎の方がいい!など、大都市を避けたい方もいらっしゃるかと思います。ですが、そこで気を付けなければならないことは、田舎に行けば行くほど交通機関があまりよくなかったり、実際にすでに住んでいる日本人からのメリット・デメリット等の情報交換ができないことです。そういったことも含めて、できるだけたくさんの情報を入手しましょう。
ポイント2 治安は大丈夫!?
カナダは世界で最も住みやすい国の一つとしても有名ですが、やはり油断は禁物!!日本と同じように考えてはいけません。バンクーバーやトロントなどの観光地では人も多いので安心ですが、群衆を狙った犯罪等も少なくないので注意!もちろんですが、人通りの少ない夜道を一人で歩くのはできるだけ避け、危険と感じた場合は人の多いルートを利用するなどして自分の身を守りましょう。確実に治安がよいと勝手な判断はせず、常に危険と隣り合わせであることをお忘れなく!


ポイント3 カナダの物価事情
それぞれの都市にもよりますが、円高ということもあって比較的に日本より安いです。もちろん、同じ商品・メーカーであっても場所によって多少値段は異なります。日本、カナダ、アメリカ(ニューヨーク)それぞれの値段を簡単にまとめてみました。
水500mlの場合→ 日本:80円〜 カナダ:CA$2〜 アメリカ:US$1〜2
ラーメンの場合→ 日本:700円〜 カナダ:CA$11.50〜15 アメリカ:US$11〜
チーズバーガーの場合→ 日本:130円 カナダ:CA$2〜 アメリカ:US$2.42
たばこの場合→ 日本:450円〜 カナダCA$10〜 アメリカ:US$13~
*CA$1.00 = 約84円 / US$1.00 = 約112円 (2018年12月18日)


また、上記以外にも、バスや電車などの交通機関はカナダが若干安かったり、野菜は日本に比べて割高、カフェで頼むコーヒーやティーもアメリカと同様に一回り大きなサイズでも日本より安くで購入できます。なお、アメリカもそうですが、カナダも州によって消費税などの税金パーセンテージや引かれ税金の種類は異なりますので要チェック!!
ポイント4 お仕事探しのコツ

カナダでのお仕事探しですが、友達・知人からの紹介やウェブサイト、直接交渉などさまざまです。クレイグリストという現地人が主に利用しているウェブサイトがありますが、もちろんすべて英語で現地の仕事が大半です。中には、きちんとした詳細や正確な情報の記載がなく、いざ連絡してみると繋がらなかったり、思っていたのと違うというケースも稀ではありません。そういった英語でのお仕事探しに不安を感じている方は、現地に滞在中の日本人が利用している邦人向けのウェブサイトをお勧めします。また、これに挑戦したい!と思っていた職種・職場が募集していないといったケースでも、自ら履歴書を持っていき”やる気だけはあります!”といった自分を猛アピールすることで仕事をゲットし、期待以上のワーホリ生活が送れることも難しくありません。いかに自分を売り込むかが成功へのカギとなります。
なお、職種はご自身の英語力や経験によりますが、ワーキングホリデーをされている方々の主なお仕事は下記の通りです。
・リゾートホテルの客室清掃(ハウスキーピング)
・ファストフードでのカウンターアテンダント
・お土産屋さん
・日本食レストラン
・日本語ツアーガイド
・ローカルレストランでのお皿洗い 等




英語力が高ければ、リゾートだけでなく現地ホテルでのフロントデスクのポジションや、現地レストランでサーバーとして現地の方たちと働けるチャンスもあります。やはり海外でのお仕事となると、不安もあり自分がどの程度の英語レベルなのかわからない方もいらっしゃると思います。まずは、どのくらいの英語力が必要なのか、自分のこれまでのアルバイト・お仕事経験をどのように活かしていけるのか、その職場にどのように貢献できるのかなどをしっかり把握することで、スムーズにお仕事探しが進み、自信を持って面接にも挑むことができます。
ポイント5 目的をしっかり持って、いざ出発!
カナダでのワーキングホリデーは人生に一度、たった1年しか経験できない貴重なビザです。目的なしにただ出発してしまうと、あれ?思い描いていた理想のワーキングホリデーじゃない!なんてことも起こりえます。ワーキングホリデーと聞くと、華やかで毎日が充実した海外生活ができるイメージを持たれている方も多いですが、結局お仕事がうまく見つからず何も経験せずに帰国する方や、日本人の環境に頼りすぎて本来の“英語勉強”や“海外経験”の目的を果たせずに帰国される方もたくさんいます。帰国後に、胸を張ってワーキングホリデーに行ってよかったと思えるためにも、出発前のポイントは押さえておきましょう。


リゾート バンフの風景

